インプラントとは
インプラントとは人工歯根とも言い、歯を失ったあごの骨に体になじみやすい材料で作られた歯根の一部あるいは全部を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたものです。
ブリッジや入れ歯と比較して残っている周りの歯を削ったりすることがないので審美的・機能的にも優れている治療で、第2の天然歯と呼ばれることもあります。
さやの木歯科では一人一人の患者様にあった診断と手術、
術後のメンテナンスを心がけています。
治療の流れ
初診~ご説明
インプラント治療とはどんなものか、ご説明を行います。
患者様の治療する歯の本数、場所、口腔の状態により内容は変わってきます。
まずは事前の診断と治療計画を立てることから始め、ご同意を頂いてから手術を行います。
※全身疾患の方や、口内環境に支障がある場合など、まれにインプラント治療に不適合な場合があります。
※インプラントは自費治療となっております(保険証が使えません)。費用は1本25万円~(税別)です。
診断~治療計画
インプラントを埋め込む骨の状態や位置なども含め、
十分に診断をさせて頂いた上で治療計画をご提示します。
- カウンセリング
- 傷病歴や健康状態などの問診
- 口腔内の検査(レントゲンや口腔内の写真撮影など)
事前処置
必要に応じて、現在の歯に処置をします。(歯周病治療や骨量が足りない場合の造骨治療など)
インプラント手術
実際の手術に入ります。
※以下は代表的な手術例ですが、状態により異なることがあります
顎の骨に穴を形成
インプラントを顎の骨に埋め込むために、埋める部分の歯肉を開いてインプラントと同じ大きさの穴を顎の骨に形成します。
インプラントの固定
骨の穴にインプラントをねじ込み、固定します。開いた歯肉を閉じて縫合。インプラントが骨の中でしっかりと接合されるまで数ヶ月待ちます。
この期間については、インプラントを埋めた部位や骨の質により個人差がありますが、義歯の使用で日常生活には支障なくお過ごし頂けます。
土台の取り付け
インプラントが骨と接合したら、歯肉を切開して人工の歯を取り付けるための土台を取り付け、歯茎から露出した状態にします。
歯茎の形を整え、治るまで6週間程度待ちます。
外科処置はここまでです。
口の中の型取り
歯茎が治ったら、口の中の型どりをします。
歯並びやかみ合わせ、形状、色などを確認し、患者様に合った人工歯を作っていきます。出来上がったら人工歯を装着です。これでインプラント治療は完了です。
治療後のメンテナンス
治療の後は、お手入れの仕方などを練習して頂きます。また、一週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後・・・といった期間で定期検査、メンテナンスをさせて頂きます。
定期検査やメンテナンスの時期は、患者様によっても異なりますので随時カウンセリングを実施します。
インプラントを長持ちさせ、健康な状態の口腔を保つにはメンテナンスは大変重要です。
その他、ご不安な点や分からないことがあればお気軽にご相談下さい。